腰痛がひどい時があり、しばらく休ませて貰っていた時もありました。
その時、美容師をやめようと思っていた…というより、まだ美容師にもなれてない何にも出来ない立場だったんだから単純に諦めようとしてたんだと思います。
ちょうど自分の成人式の頃だったので、少し早めに地元に帰り成人式を迎えました。
クラス会で旦那に再会して(この頃はお互い何も思ってなかったです)同じ美容師同士で帰り際に少し話しました。(多分あっちは忘れてます)
本当はもう、やる気もないのにそれは言いづらくて
「仕事は好きだけど手荒れも腰痛も辛いんだ…」
と言うと
「まぁ職業病だからなぁ…でも好きならまだ大丈夫だよ」
と言われ、なんだかシンプルにまっすぐ美容師と向き合ってるように見えて、自分が情けなくなったのを覚えています。(繰り返しますが彼は忘れています)
またすぐにやる気満々になったわけではありませんが、私はまた東京に戻りました。
その後仕事とは別に、おそらく今の年齢で直面してもかなり辛い経験をして、地元に帰る事を決め帰ってきました。
ちょっとしたトラウマのようになっていたので、帰ってきてからは美容ではなく、飲食店でバイトしながら過ごしてました。
美容学校もやめようと思っていましたが、徐々に “勿体ないな” と思えるくらいには回復していけたので、残りのスクーリングはこっちで休みを取って東京に滞在する形で通いました。
また美容の仕事に戻るキッカケになったのはブライダルの仕事でした。