夫や家族、友人たちにひとまず連絡してこれからどうなっていくのか考えていた。

夫がお客様に連絡して予定を変更してもらい、医療センターに通う日々が始まった。

医療センターの担当の先生はとても良い先生で、私は動けないので娘の状態を夫に説明する時テレビ電話を繋ぎながら説明してくれた。

そこで初めて知ったこと。

知っている人は知ってるんだろうけど、私たちは知らなかったこと。

予定日を過ぎると胎盤機能がどんどん下がっていって赤ちゃんがいる環境はどんどん悪くなっていくということ。

ちゃんと調べなかった私が悪いから産院を責めるつもりはないけど、知っていたら予定日がきた時点で促進剤やってなとか、回旋異常というものを知ってたらもっともっと動いてたなとか、とにかく自分を責めた。

出来るだけ自然にと思って普段からなるべく薬を避けてた私は(当時)促進剤やりたくないなーなんて呑気に思ってただけだった。(薬のリスクもあるのは分かるけど…このへんの価値観の変化はまた後日)

そして私は私で、貧血がひどいとは言われてたけど輸血レベルのひどさだとは知らなかったため、面会するために医療センターへ外出したくても許可がおりないどころかシャワーを浴びる許可もしばらくおりないことを不思議に思っていた。

貧血で身体は真っ白、お腹は痛くないけど会陰切開の傷がひどく痛み、麻酔の副作用で激しい頭痛に襲われてたので行っていいよって言われても行けなかったかもしれないけど、毎日娘がどんな状態か不安でしょうがなかった。