基礎的な所を勉強していくと視野が広がって、違う角度から見れるようになりますよね。

あくまで知識。実践とはまた全然土俵が違いますがそこから数年、色んな角度から見た『美容師の仕事』や『薬』そして『身体』。

何かを勉強すると必ずと言っていいほど陥る負のループがあると思うんです。

私の場合はかなりマニアックな講習も受けていたので(これまでの美容師の常識を全否定するようなやつも)「あれ…?そもそも何がしたいんだっけ…?」でした。

目指すところとやってるところが真逆で迷走し始めたんですが、結局、よく見えなくなってただけで大きくコースから外れていた訳ではなく、回り道とかいつもは通らない道を走ったりしてたんですよね。

こうあるべきだって思いすぎると何でもしんどくなって、それ自体を嫌いになりかけたりもして…

もう一度『美容師』という仕事を改めて見たら、今までも好きでしたが、ちゃんと好きになったというか、前よりも肩の力が抜けて向き合えるようになってました。