私が本当の意味で美容師になったのは好間のサロンにいた時だと断言出来ます。

その理由として1番大きかったのは『マンツーマンで担当出来る』というところ。

唯一、どうしても受け入れられなかった掛け持ち担当…。食わず嫌いではなく、何度もチャレンジして心底向いてないと感じたことです。

話を遮る勇気もなく、目の届く範囲で他の方と会話するのも、具合が悪くなるほど苦手です。

でも、美容師ならそれが出来ないとダメ・少し位待たせても大丈夫など、何度も言われてきたし、それでも良いというお客様もいらっしゃると思います。

たまたまかもしれませんが、私のお客様はマンツーマンが良い・落ち着いて過ごせるから良いという方が多いです。

結局何が言いたいのかというと…

掛け持ち担当出来る美容師さんを本当にすごいと思っていて、出来ない自分はダメなんだと思っていたし実際言われたりもしたけど、マンツーマンでも良いという環境があって、そこでのびのびやらせて貰えて、そんな自分を信頼してくれるお客様が付いてくれて…

あんなに否定して欲しくなかったなって思います。

私が出来るスタイルでも良いという場所で働かせて貰えて、涙が出るほど嬉しいこともたくさんあって、少しずつ自分らしさが出てきて、今日はどんな1日だろうと朝起きるとワクワクしっぱなしでした。

その4年の間に、カットなどの基本的な技術や、まだまだ勉強ではありますが着付けやエステ、まつ毛エクステにネイルも少し、さらにこの時にヘアケアマイスター・資生堂ヘッドスパニスト・カットの海外ライセンスを取得しました。

上司・先輩に恵まれて、いかに充実していたかを分かって頂けると思います。